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インフォグラフィックエディター櫻田潤氏
ワークショップ開催

2019年7月20日、銀座伊東屋10Fのビジネスラウンジにて、インフォグラフィックエディター櫻田潤氏による“PLOTTERツールを使ったビジュアルシンキングを磨くノート術”と銘打った、PLOTTER初のワークショップを開催しました。

きっと、ビジュアルシンキングって何?と思われる方もいらっしゃることでしょう。

どんな人にとっても、言葉を越えた図やデータは、様々な考えや価値観を直感的に見える化するのに役立っています。例えば・・・路線図や会議での資料、学校の教科書などなど、様々な形で情報を素早く理解できるように視覚的に表現したもの、それらを“インフォグラフィック”と言います。そして、そういった理解を早めるとっておきな手段は、それぞれに考えが異なる私たちの会話の共通土台となります。

多様性が普通になればなるほど、お互いの考えを理解することが難しくなってきている今の世の中。そんな中で、見たもの、聞いたものをシンプルに分かりやすくビジュアル化できる人には、活躍のフィールドがどんどん広まっています。“ビジュアルシンキング”とは、ビジュアル、つまり図解やインフォグラフィックを通して、物事を容易く理解し表現するスピードとセンスを磨くひとつの方法なんですね。

今回、インフォグラフィックエディターとして大活躍の櫻田氏にワークショップを依頼したのは、PLOTTERのプロダクツがビジュアルシンキングのひとつのツールになり得るからと確信したから。

PLOTTERの基本となるHOW TO USEは『①リフィルメモパッドでアイデアを書き留め②必要な情報を必要な分だけピックアップし③レザーバインダーで編集』のシンプルなステップ。櫻田氏が提唱する「最終的には情報は盛り過ぎず、想像の余白を残し、本当に必要なエッセンスだけを伝える」という情報伝達の方法論と考え方は同じ。両者が言いたいことは、シンプルであることは、“機能的”で、“伝わる”ということ。だから、櫻田氏の手にかかればPLOTTERのツールも新境地に至るのでは?という想いから、このワークショップが実現しました。

ワークショップのテーマは、ビジュアルシンキングという手法を通して、ビジネスや日常生活等の情報・データを図やイラストでまとめるノート術。あらゆる場面で、自分というアナログなフィルターを通し、伝えたい、或いはまとめたいコンテンツを分かりやすくアウトプットできるために、PLOTTERのノートパッドとバインダーを使いながら、ワークショップ形式で学び、体験してもらうイベントとなりました。

参加者の皆様の様子は真剣そのもの。ノート術を少しでも会得したいというモチベーションの高さに感服するばかり。同じ道具でも10人いれば10通りの使い方が眼前に広がったシーンは圧巻で、道具を作る側としてPLOTTERというブランド冥利に尽きると思いました。

今回は「自分をプレゼンテーションする!」をキーワードに、正方形の枠の中で情報を凝縮させ、他の人にいかに伝えるかを体験していただきましたが、初めての人が多いにもかかわらず、たった90分のレクチャーでコツを学び取り、仕上がった作品は実にレベルの高いものばかり。最終的には、デジタルプレゼンテーションを行う想定だとしても、思考を巡らし、思いのままに落書きをして、発想のアウトプットを行うプロセスでは、紙やペンといったある意味原始的なアナログツールがやはり役立つのだなと感じました。

おまけとして・・・櫻田氏のスタッフのご協力のもと、ワークショップのレクチャーをオンタイムでビジュアル化していくグラフィックレコーディングも披露され、その技はもちろんのこと、言いたいことがすっと目に飛び込んできて、あらためて図解を伴ったノート術の威力を感じた次第。PLOTTERもアナログの存在価値を信じて、これからも使う人の創造力を発揮させるようなモノづくり・コトづくりを行っていきたいと思いました。

【登壇者】
株式会社ニュースピックス インフォグラフィック・エディター  櫻田 潤氏
東京生まれ。学習院大学経済学部卒。 2010年、個人サイト『ビジュアルシンキング』を立ち上げ、
インフォグラフィックスに関する情報発信と制作を開始。2014年に「NewsPicks」に参画。
以後、ビジュアルを活かした記事を多数執筆・デザイン。 2018年より『ビジュアルシンキング・ラボ』主宰。
主な著書に『たのしい インフォグラフィック入門』『図で考える。シンプルになる。』。