
思考をアーカイブする。そして、次なる創造へ――。
待望のリフィルストレージ第二弾が、
静かに語りかける進化の物語。
〜 本質的な問いかけ 〜
それは、PLOTTERが追い求める「書くことの真価」への、静かな問いかけから始まった。
手元には、1枚革のバインダーに挟まれた、まだ形になっていないアイデアや、試行錯誤のプロセスが詰まっている。しかし、そのプロセスが一区切りつき、思考の熱量が一旦落ち着いたとき、その貴重な記録はどこへ向かうべきなのだろうか。ただの「過去の資料」として棚の奥に眠らせてしまっては、あまりにも惜しい。
PLOTTERは、過去の記録を「アーカイブ」と呼ぶことに抵抗がある。
それは単なる保管ではなく、「思いついたアイデアをストックし、次の思考へ導く」ための、宝の引出しであるべきだからだ。
この想いこそが、リフィルストレージの第二弾を開発する、静かなる衝動となった。使いやすさのアップデートはもちろん 、おそらくPLOTTERユーザー待ち望んだプロダクトだったのではないか。
〜 進化を語る、素材と構造の秘密 〜
第一弾の機能性と利便性を受け継ぎつつ、第二弾で追求したのは、耐久性と参照性に加えて、携帯性の向上だ。
クリエイティブな思考は、往々にして雑然とした場所で生まれる。リフィルは紙であり、デリケート。だからこそ、それを包み込むストレージ自体が、長期にわたる使用に耐えうる「盾」である必要がある。

今回、私たちは本体素材として、強度と汚れへの強さを兼ね備えたクロスペーパーを採用した。上品な織り目のエンボス加工を施されたその質感は、デスクに静かに佇みながらも、確かな上質感を放つ。きっと、使う人の思考の軌跡が刻まれていく、長く使えるスペックへとアップデートされたことだろう。

そして、細部にまで及ぶ配慮。本体コーナーにはしっかりと守るための金具が施され、耐久度に輪をかけた。表紙には、ブラックの箔押しのサークルマークが静かに輝く。道具は、使い手に語りかける。
この洗練されたミニマリズムが、あなたのクリエイティブな集中力を高める。
〜 180°開く、アイデアの倉庫 〜
リフィルストレージの最大の使命は、大量の情報をストレスなく管理することにある。
そのため、内部には太径リングを採用し、たくさんのリフィルを保管できる大容量を確保した。そして、その大容量でありながら、180°開き、手帳のようにも使えるシンプルなリング仕様を追求した。

見た目通り、リフィルの出し入れが容易で、必要に応じて過去のメモを開き、バインダーと同じように書き込みを加えたり、情報を参照したりすることが、驚くほどスムーズになるだろう。
単なるファイルではなく、記録を効率的にアーカイブでき、次のアイデアへと思考を導くための、クリエイティブなアクションに欠かせない、「アイデアの引出し」こそがPLOTTERが考える「リフィルストレージ」。それは、持ち運び用としても使える軽さも兼ね備えている。
〜 「書く」の真価を解放する連携 〜
PLOTTERの道具は、互いに連携することでその真価を解放する。
このリフィルストレージは、例えばレザーバインダーに挟んだ「プロジェクトマネージャー」といった現在進行形のファイリングと併用することで、その役割を明確にする。

プロジェクトが区切りを迎えたら、そのアーカイブページをリフィルストレージに移動させよう。そうすることで、あなたのレザーバインダーは常に身軽で「今」に集中でき、ストレージは「過去のノウハウとバリエーションに富んだ経験談を蓄えるアイデア倉庫」として機能する。
さあ、あなたの次のクリエイティブな計画は、どこへ向かうのだろうか。この進化を遂げた道具が、あなたの思考を加速させる。



