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進化を遂げた「ホースヘアー」シリーズ

2017年にブランドがスタートした当時、レザーバインダーの3シリーズの中でもひと際クールな雰囲気を醸し出していた「ホースヘアー」シリーズ。その名の通り、風になびく繊細で美しい馬のたてがみを彷彿とさせるエンボスを、ブラック・グレー・ネイビーのタンニンレザー全面に施していたラインアップは記憶に新しいことだろう。
全体的にダークトーン且つバックプレートまでもがマットブラックという、ある意味大人しいシリーズであったものの、廃番になってからも再販を願う言葉を大変多く頂戴し、いつか違う形で復活ができたらという想いは日に日に募っていた。
2022年12月に行われた新橋でのポップアップストア。ここでそのプロトタイプとも言うべき素材でレザーバインダーカスタマイズを行ったのは、実はこの時を思い描いてのことだった。せっかく復活するのだから、ぜひとも初代からさらにパワーアップさせた素材で!というチャレンジ精神で開発した正真正銘のPLOTTERオリジナルレザーの魅力は、このイベントで十分ご理解いただけたのでは。
そして、それからほぼ1年の時を経た2023年11月、2代目となる「ホースヘアーⅡ」のデビューを無事に迎えることができた。初代同様、国産フルベジタブルタンニン鞣しのスペックはそのままに、今回は型押しではなく、職人の手で一枚一枚丁寧に繊細なホースヘアーをイメージしたラインをスクラッチして起毛させるという、とんでもなくハードな技術から生まれたフルハンドメイドレザー。一律のエンボス加工とは違い、一枚一枚異なる表情を見せるホースヘアーラインは、人気の「プエブロ」シリーズをも彷彿とさせる風合いが特徴だ。

北米産の肉厚なステアハイドを厳選し、日本の革製造産地である本場姫路にて仕上げたPLOTTERオリジナルレザーは、まさに革らしい堅牢さときめ細やかさを携え、さらに染料で革の芯部分まで色を通す染色技術により、深く味わいある色味を実現。染め上げた後は、前述の通り職人の手で一枚一枚丁寧に、ホースヘアーを想起させるスクラッチを施すことで革の表面に一層の風合いを引き立たせる。そうした国内最高レベルの革作り技術をつぎ込みつつ、さらにたっぷりとオイルをまさに革好きの心をくすぐるエイジングを実現した。


そうした超エイジングタイプの革とのビジュアルコントラストをあえて楽しむべく、背中のバックプレートにはもちろん初代ホースヘアーシリーズをリスペクトしたマットブラックを採用。

レザーバインダーの新しい仲間「ホースヘアーⅡ」の世界をたっぷりと味わってほしい。